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万仏堂


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[万仏堂]
 別称「万仏龍泉宝殿」。唐代の大暦5(770)年の創建。当時の名は「龍泉寺」。その後、「大暦禅寺」と改称された。現在残っているのは、一座の明代・万暦年間に建てられた無梁建築のみ。堂内の三方の壁面には、唐代・大暦5年に彫られた漢白玉石製のレリーフ「万仏法会図」が存する。
 万仏堂の下には孔水洞という鍾乳洞が存在し、洞内には泉が沸いている。また、壁面には隋代の大業10(614)年に刻まれた経と隋・唐代に彫られた彫像があるが、経の大部分は水中に没してしまっている。
 洞窟近くの岡の上には、遼代に建てられた華塔と元代に建てられた磚塔が一座ずつあり、その華塔には、「咸雍六(1070)年」「寿昌七(1101)年」などの文字が読み取れ、中国の華塔の出現時期を知る上で貴重な資料となっている。全国文物保護単位に指定されている。


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